食費を節約したいなら
生活にかかる様々な費用のうち、食費は毎日のことなので馬鹿になりません。
そこで、少しでも食費を節約するためのコツをいくつかご紹介します。
例えば、昼食や小腹がすいたときにインスタントラーメンを食べるとします。その場合、カップに入った麺より袋に入った麺を買った方が安く済みます。ものによりますが、カップ麺だと1食あたり100円~200円程度、袋麺だと1食あたり100円前後です。
しかも、スーパーなどでは袋麺が5食分セットで売られており、これが大体400円前後で、安い場合だと350円程度で買うことができます。激安店であれば、もっと安い所もあるでしょう。
そうすると、1食あたり70円程で済みます。
インスタントラーメンなどの即席麺は3か月以上日持ちするものが多いです。だから即席麺が好きで同じものを食べても飽きない、あるいは特定の気に入ったものだけを食べるという人は、カップ麺より袋麺を、それも5食セットになっているものを購入すると良いでしょう。
買いだめしておけば、例えば災害が起きて買い物ができなくなった場合にすぐに食べられて便利ですし、安心感にもつながるでしょう。
また、即席麺に飽きて別の物を食べたいが家におかずの残り物がない場合、お弁当や総菜を買うのではなく、少し面倒かもしれませんが自分で作るようにすると節約につながります。
チャーハンを作る場合を考えてみましょう。チャーハンは市販のチャーハンの素、卵1個、それとごはんがあれば、それらを混ぜて炒めるだけでできます。
チャーハンの素は3食分入って100円ちょっとです。ごはんは予めまとめて炊いたものを使えば、炒める際の光熱費を入れても1食あたり100円以下に抑えることができます。
チャーハン以外でも、麻婆豆腐の素やちらし寿司の素などを使えば、同様に大した手間をかけることなく美味しい節約飯を作ることができます。お弁当や総菜を買うと、安くても200円以上はかかってしまうでしょう。
飲み物代も節約できる
食べ物だけではなく飲み物代についても、やり方次第で節約することができます。
例えば熱い緑茶やコーヒーが飲みたい場合、コンビニに行けばペットボトルがたくさん並んでおり、気軽に買うことができます。
しかしこれは、節約という観点ではあまりおススメできません。ペットボトルを買うと、1本あたり100円以上かかってしまいます。
緑茶であれば、代わりに自宅でお茶の葉を急須に入れてお湯を注ぎ、それを水筒に入れて持ち歩くとよいですし、コーヒーであれば市販のインスタントコーヒーとお湯を水筒に注いで持ち歩くと節約になります。お茶の葉やインスタントコーヒーは、高価なものでなければ200グラム前後で大体600円程度です。
1回入れるのに2グラム使うとすると、水を温めるための光熱費を入れても1杯で10円程度です。仕事や学校のための外出で毎日のように飲むのであれば、この差は馬鹿にならないのではないでしょうか。
まとめ
ここまで、食費を節約するためのちょっとしたコツについてご紹介しました。
節約するためのキーワードは、まとめ買いをすることと、ちょっとした手間をかけることです。
作るのが面倒だと、すぐに飲食できるものを近くの店で買ってしまいがちです。
しかし、時間があるときにはちょっとした手間をかけることや、単体ごとに買う代わりにまとめ買いをすることを心がけると、日頃の飲食にかかる費用をかなり節約することができるでしょう。